掲載2011年12月8日

フォーカスを切り替える訓練で視力は回復する

Blurred vision? Eye doctor myths exposed - learn how to exercise your eye muscles for restoring healthy vision and eliminating prescription glasses

マイク・アダムス(ヘルスレンジャー)

By Mike Adams, the Health Ranger

2011年12月7日

現代医療が「当たり前のこと」として売り広めている神話はたくさんご存知だろう。「インフルエンザ・ワクチンはインフルエンザの予防になる」(実はそうではない)、「CTスキャンは無害である」(実はそうではない)、「化学療法はガンから命を救う」(実はガンを作る)などだ。歯科医の世界にもいろいろな嘘がある。「水銀の詰め物は安全である」(実はそうではない)、「歯茎の健康は栄養とは関係ない」(関係ある)、「虫歯は、ドリルで穿孔し、詰め物をし、治療代を払わないと治らない」(単なる金儲けの詐欺であることが多い)

だが、眼科医も嘘を広めていることは知っていただろうか? ほとんど誰でも聞いたことがあるだろうが、そのでたらめはこれだ。「年を取ると眼鏡が必要になるのは、眼球の形が変わるからである」

眼球の形が変わるのは頭蓋骨が砕けたときだけ

この「眼球の形が変わる」という嘘は、毎年何千万もの人々に高価な度付き眼鏡を買わせることに成功している巧妙な詐欺だ。眼鏡を買うのは、この完全なインチキ療法を広めているのと同じ視力センターであることが多い。少し考えてみれば、この説明がいかに滑稽なものであるか、すぐに気付くだろう。眼窩が骨でできているというのに、どうすれば眼球の形が変わるのだろうか?

考えてみよう。よく説明されるように眼球が「長く」なるには、頭蓋骨の骨格が変わらなければならない。確かに幼少期にはそうだが、成人しても頭蓋骨が変化し続けることはない。トラックにひかれでもしない限りはだ。その場合には視力障害が想定される。

大部分の人々の視力障害の本当の原因は、「眼球が長くなっている」のではなく、レンズ(水晶体)の筋肉がたるんで形が崩れているのである。

レンズの筋肉がたるんで形が崩れる理由

虹彩は瞳孔を制御する筋肉である。瞳孔というのは、カメラのレンズの開口部(絞り)のようなものだ。目に入ってくる光の量を調整する役目がある。今回は虹彩ではなく、レンズの形を変える筋肉に注目している。

その筋肉は、目の毛様体という器官の重要な部分である。毛様体には、我々が何らかの光景を観察しているとき、リアルタイムで適切なフォーカスを得るために、レンズの湾曲を変える筋肉がある。(http://library.thinkquest.org/25607...)「適切なフォーカス」とは、目に入ってくる光線が高い精度で網膜に当たるようにレンズの湾曲を変えることを意味する。

写真家ならば知っているが、目の前にあるもの(近い物)を見るときと、離れているもの(遠い物)を見るときには、フォーカスを変える必要がある。カメラの場合、このフォーカスの変更は、「カメラのレンズ」(実際には複数のレンズ)と一般に言われているものに含まれる2つのレンズの距離を変えることで実現している。だが、人間の目の場合には、毛様体の筋肉の収縮・緩和を通じてレンズの形を変更することで実現している。

毛様体の筋肉が働いているのは感じ取れないので、これを自覚したことはないだろうが、あなたが何も努力しなくても自動的に、毎日何千回もこの作業を繰り返してフォーカスを得ている。一部の人々(私自身もそうだ)は、この筋肉を意識的に制御することができる。どんな光景を見ているかに関係なく、どんな瞬間でも、意識的に目のフォーカスを変更することができる。だが、大部分の人にとっては、毛様体の筋肉は不随意に機能する。(私は40代だが、視力は完全なままであり、コンタクトレンズも眼鏡も必要ない。また、アスタキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチンといった栄養補助剤で視力を改善している。)

目のレンズを制御する毛様体の筋肉を強化する方法

どんな筋肉もそうだが、毛様体の筋肉も弱る。どんなときに筋肉は弱るだろうか? もちろん運動不足だ。脚を強くしたければ、ときどき歩いたり走ったりする必要がある。ちゃんと機能する強い毛様体筋にしたいならば、近い物と遠い物で視野を切り替えて、筋肉が強くあり続けるように負荷をかける必要がある。これは、目のレンズの柔軟性(可動範囲)を増すことにもなる(目のためのヨガのようなものだ)。

さて、ここが一番大事なところだ。現代社会では、大部分の人は、遠くの物を見ることがない! つまり田舎に住んでいないので、例えば1マイル離れた場所にあるものを見ることがない。多くの都市では山も見えない。それで人間の視界は近いものばかりにフォーカスが合っている。それで毛様体の筋肉は、常に収縮した状態に「ロック」されている。それで筋肉がこわばる。ときどきストレッチしないと脚の筋肉が固くなるようなものだ。

さらにテレビを見ることで悪化する。そして、パソコンの画面だ。今日の人々は、携帯のテキスト通信機器、携帯電話、携帯ゲーム機、パソコンの画面を眺めることにあまりに長い時間を費やしており、それでも毛様体筋が多少なりとも動くのが不思議なぐらいだ。

いずれ運動不足(いろいろな距離のものにフォーカスすることがない状態)により、毛様体筋はたるんでしまい、動く範囲が狭まる。そうなると、目のレンズは本来のフォーカスを得ることができなくなる。すると、光線は本来の網膜の位置に当たるのではなく、例えば眼球の中で網膜より4分の1インチほど手前に当たることになるかもしれない(または、網膜の後ろに当たるかもしれない。それでも視力の低下になる)。それで眼科医は「眼球が長くなりすぎた」というバカげた発想をするのだ。

眼球が「長すぎる」のではない。それは眼鏡を売るための架空の神話である。あなたが突然変異体でもない限り、それはありえない。本当の問題は、毛様体の筋肉が弱くなりすぎていることであり、レンズの湾曲を変更する動作の範囲が狭くなっていることだ。幸いなことに、この問題は簡単なエクササイズで解消することが多い。

(ところで、そうすると自明なことではあるが、コンタクトや眼鏡を使用するという行為は、目の問題をさらに悪化させる。人工的なレンズに頼ることで、毛様体の筋肉が働くのを停止させることになるからだ。長きにわたりインシュリンを摂り続けると糖尿病が悪化するのと全く同様に、眼鏡をかけると時間とともに視力は悪くなる)

眼球のエクササイズで健全な視力を回復する方法

眼球の運動をして、毛様体筋の強さと可動範囲を回復する方法があればどうだろうか? それで正常な視力を回復できるだろうか? 多くの場合、そうだ。もちろん、例外はある。視力の悪化には、白内障、神経損傷(アスパルテームだ!)、レンズ自体の架橋タンパク質硬直(栄養不良)など、他にも原因がある。だが驚くほど多くの場合、自分の目と単純な道具を使うだけの簡単なエクササイズを、自宅で毎日2、3分するだけで健康な視力が回復可能だ。

その単純な道具とは、ピンホール眼鏡である。目のためのエクササイズ・マシンのようなものだ。1日に2、3分間着用して、歩きながら周囲のものを見るだけだ。NaturalNewsストアでも取り扱っている。

ピンホール眼鏡のエクササイズで毛様体筋を鍛え、正常な視力を回復する方法

ピンホール眼鏡を通して見ること(実に単純なことだ)は、目の毛様体に適応訓練に従事させることになり、レンズを制御する毛様体筋の可動範囲を広げることになる。ピンホール眼鏡には何百もの微小な穴があり、それによって目に入ってくる光が、圧倒的な量の光線から、強度の低いはっきりした光線の集合物に変わる。これがフォーカスの対象になるより「整理された」パターンを目に与える作用をする。もちろんもっと専門的な説明があるが、実用的な結論としては、視力で悩んでいるあらゆる種類の人々(近眼、遠視、老眼、乱視、コンピュータ視覚症候群など)が、ピンホール眼鏡を使うと、即座に視界が明瞭に改善したという報告が多い。

これは魔術ではなく、物理的現象だ。目のレンズの筋肉に負荷を与えて適応させれば、時間の経過とともに機能を改善させることで反応することになる(歩いたりジョギングすることで足を強くするのと同じだ)。もっと良いことに、ピンホール眼鏡を外した後でも、視力の回復が継続したという報告が多い。ピンホールを通して見ると、レンズの形状をコントロールする筋肉が鍛えられ、筋肉が強くなると(数日から数週間かけて)、網膜の適切な位置に光をフォーカスさせる能力が向上する。つまり、目がかすむこともなくなる。上体を鍛えるために懸垂をしたり、脚の筋肉を強化するために階段の上り下りをするのと同じ原理だ。目のレンズは筋肉で制御されている。体のどの筋肉も同じであるが、筋肉が強く完全に機能するためには、そして、健康で完全な可動範囲を回復するには、負荷をかける必要がある。

ところで、正常な機能を回復するよりも、松葉杖を使うのを好む人がいるのを、私は面白いと思う。スーパーの買い物で電気スクーターに乗って勢いよく進んでいいる人を見たことはないだろうか? そんな人たちの多くは、もともと普通に歩くことができていた。だが、便利さのために電動スクーターを使い始めると、数ヶ月もすれば、脚の筋肉が衰退して歩くこともできなくなる。眼鏡はそれと同じことだ。いったん使い始めると、毛様体筋は衰退を始め、ただ見るためだけに眼鏡が必要なまでになる。

言うまでもなく、視力業界は消費者の無知で金を儲けている。眼鏡なしに健全な視力を回復させる方法を教えると、利益にならない。病人が多いほど儲かる製薬業界が病気の予防をしてほしくないのと同じだ。

多くの人にとって最も安全で安価に視力を改善する方法

ピンホール眼鏡は、自分の目の健康に責任をもつための安全・安価な方法であり、高価で不便なコンタクト・レンズや眼鏡を永久に避ける可能性も秘めている。ピンホール眼鏡は、サングラスと同じぐらいの値段で雑貨店で入手できる。医療器具ではないので、処方箋は必要ない。眼鏡といってもレンズがあるわけでもない。

安全上の注意として、車の運転中や、飛行機、軍の装甲車、建物解体用の鉄球クレーンなどの重機の操作中には、ピンホール眼鏡をかけてはいけない。この眼鏡は部分的に視界を隠すものであり、自宅のような安全な環境でエクササイズするための器具としてのみ使用されるべきだ。

もちろん、視力障害にはさまざまな原因があり、すべての視力障害に有効なわけではない。とはいっても、実際に試してみた人の多くに、著しい効果がでている。もし効果がなければ、返品することもできるので、リスクなしに試してみることができる〔 NaturalNews Storeの場合〕。自分の視力の問題が、多少なりとも改善するかどうか、単純なエクササイズをするだけで知ることができる。ピンホール・サングラスは、NaturalNews Storeのホリデー・スペシャルで購入可能だ。http://www.naturalnews.com/NNStore-...

この単純な器具を使うだけで効果があったという報告がいくつも届いている。どれぐらい効果があるか自分で試してみてほしい。

単独で実行できるコスト・ゼロの選択肢

もう一つの方法として、単純に近い物と遠くの物(地平線とか)の間でフォーカスを移動させることで、毛様体筋の動く範囲を訓練することもできる。自宅の窓からやれば簡単だ。机の上にあるものを眺め、それから何か窓の外にある遠くのもの(地平線が理想だ)を眺める。数回、このプロセスを繰り返し、それから目を休ませる。そして、また繰り返す。毎日、2、3分、やるとよい。

目の健康の補助になる栄養(ルテイン、ゼアキサンチン、アスタキサンチンなど)も加え、こうしたエクササイズを続けていけば、毛様体筋と目のレンズの可動範囲を拡張することができる。こうしたエクササイズをすれば、いずれ眼鏡の度を下げても大丈夫なことに気付くことになるかもしれない。段階的に、眼鏡がまったく必要なくなる日が来ることもあるだろう。

筋肉を強化するときに、ウェイト(重し)を使えばより迅速に効果がでるのと同じで、ピンホール眼鏡を使えば、このプロセスを加速することになるだろう。

最も大事なのは、視力の低下は、恒久的な目の損傷などではなく、通常は、訓練で解消できる程度の機能的な異常にすぎないことを理解することである。物理療法によって、足、腕、胴の筋肉の機能を再構築できるのと同じで、目のエクササイズにより目の機能の強さを再構築することも可能である。

眼鏡業界の最大の秘密がここにあった。多くの人には眼鏡が必要ない! コンタクト・レンズも必要ない! 必要なのは目の運動である。営利目的の視力業界がこんなことを言うはずはない。大手製薬会社と同様に、人々が犠牲者のままでいてくれれば、自分ではどうしようもないと信じてくれれば、金が儲かる。

われわれNaturalNewsは、人々が自分の健康に責任を持ち、健康を回復する方法を教えることで、医療業界がもたらす法外なコスト(そして非人道的な苦悶)を回避することに専念している。

(翻訳:為清勝彦 Japanese translation by Katsuhiko Tamekiyo)

訳者メモ

この記事は、まずは視力回復の有益情報として役立つに違いないが、ここからもっと大きな問題も類推できると思う。我々は五感の内、特に視力に頼って「現実」を認識している。これは可視光線にフォーカスを合わせていると言い換えることができる。もちろん、それも大事だが、可視光線領域だけが現実ではない。というよりもごく一部の世界である。そこからフォーカスを移動させること、つまり、意識を切り替えること、意識の可動範囲を広く確保することが「健康」のために必要なことが、この視力の問題から想像できると思う。我々は、テレビやパソコンを眺め、人工物に囲まれることで、その五感の中の視覚の中の、さらに近くのものにしかフォーカスしていない。俗に「近視眼的になっている」といわれるとおりである。

よく物事を考えるときにも「視点」「観点」という言い方をするが、個人的な健康の問題としてとらえるか、政治経済問題としてとらえるか、さらには宇宙・自然全体としてとらえるか、さまざまなフォーカスを自由自在に切り替えできる「筋肉」が必要だろう。

また、一般的に相手の立場で物事を考えるべきと言われるのも、このフォーカスの移動である。自分の立場でしか物事を考えることができなければ、当たり前のことだが、それぞれ自己主張するだけで、対立や争いが尽きることがない。

武道家の柳川昌弘氏の『オーラ速観術』という本にも、フォーカスを切り替える訓練のことが書いてある。

なお、ピンホール・メガネは、アマゾンにもいろんな種類がある。

それから、安易な気持ちで行くとメガネを作ってもらえないという、こだわりのメガネ屋さんがあるという情報を、ある方からいただいた(たまたま佐倉市だが、私は利用したことがない)。食事や精神論も含めてホリスティックにメガネというものをとらえているのではと思う。この記事のとおり、メガネは目の筋力を弱めるだけなのだろうが、どうしてもメガネが必要な場合には、良いメガネ屋さんを選ぶべきだろう。

眼鏡のとよふく http://www.toyofukuoptic.co.jp/

原文の紹介・関連情報

原文 Blurred vision? Eye doctor myths exposed - learn how to exercise your eye muscles for restoring healthy vision and eliminating prescription glasses

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