掲載2010年4月4日
「民主主義」に不可欠なマスコミ

にて、「メディアについて考える」という新記事を公開された。江戸時代の瓦版から戦後のCIAとテレビ放送の関係まで、歴史をたどってある。私のように思いつきだけで書いているのではなく、ちゃんと調べて書いてあるので、ご一読をお勧めする。
マスコミが立法・行政・司法に次ぐ第四の政治権力と言われ始めて久しいが、テレビ局も新聞社も選挙で選ばれていない。基本的にマネーを原動力とする私企業である。マネーで動いているマスコミが政治権力を握ることは、まさに「金権政治」だ。いろんな企業が経営理念に「社会に貢献する」などと掲げているが、マスコミが倫理綱領を掲げるのも、それとまったく同じである。
「資本家が出資する企業がスポンサーであるマスコミに洗脳された人間が投票して選んだ政府が指揮する軍・警察で人間を支配する」民主主義社会を担う不可欠な存在である。
記事中にも指摘されているが、スポンサーによるマスコミの情報操作は、CMというよりも、ニュース番組でなされる。バラエティやドラマもあるだろう。
いつもテレビCMを見て疑問に思うが、多額の広告料に見合うような売上アップがあるのだろうか? 商品によっては効果的なのだろうが、中には何の商品の宣伝なのか分からないものもある。恐らくスポンサー企業にとっては、CMを流すことよりも、広告代理店やマスコミに金を与えて手なずけること自体に意味があるのだろう。口止め料みたいなもので、都合の悪い情報を統制するために、広告料という名目でマスコミに上納しているわけだ。
いつもテレビをつけっ放しで脳を鍛えている人は免疫が出来ていることと思うが、久しぶりにテレビをつけた瞬間の衝撃はすさまじい。放射能を浴びたような気になる。それに私がテレビをつけるときに限ってNHKが製薬会社の宣伝をしている。どうして民放でもないのに宣伝を流しているのだ? そんなことを考えていると、一時的に軽いうつ状態になってしまう。更に昭和33年のA級戦犯絞首刑記念日(別名を天皇誕生日という)に完成した333mの東京タワーの約二倍の高さ(634m)の新タワーを、2012年に間に合うように、しこしこと積み上げていると聞くと、暗澹たる思いがする。深い意味はないと信じたいが、どんな電波を流すつもりだ?
原子力発電所では職員の被曝量が限度を超えないように管理しているが、一般家庭でもテレビ被曝時間に注意した方が良いだろう。