掲載2010年5月16日

ロスチャイルド家の御曹司は自然派?

タイアップ・キャンペーンをしているわけではないが、遺伝子組み替え関連の記事を「さてはてメモ帳 Imagine & Think!」さんにて翻訳・掲載されているので、ご紹介しておきたい。

ハイチの農民たちへの475トンの遺伝子組み換え種子というモンサント社の致命的な贈り物 by Fr. Jean-Yves Urfie

http://satehate.exblog.jp/14373588/

どのように遺伝的に操作された食品が 我々の種の生存を脅かすか by David Rothscum

http://satehate.exblog.jp/14381968/

チャールズ皇太子がGM作物による環境汚染を警告したことや、ロックフェラーもロスチャイルドも有機農場を所有し、GM食品を回避しており、もしかしてGMの拡散を脅威に感じているのではないかとある。

自らのマネー・パワーと狂気の科学パワーで拡散させたものに脅威を感じているのであれば、間抜けた話だ。非常に狡猾だが、それほど頭が良くないのかもしれない。頭の良い人間を利用するのが上手なだけなのだろう。彼らごく少数の人間が世界を支配しているのであれば、(可能性は低いが)彼らさえ間違いに気付けば、世界は正しい方向に転換するのだろうか。それとも動き続けている世界は急には止まらず、今までマネー・パワーで操縦されてきた政府や大企業は、主人を無視して勝手に暴走を始めるのだろうか。いずれにしても、彼らの交替要員には事欠かないだろう。

さて、記事中にあるロスチャイルドの有機農場とは、ロスチャイルド家の御曹司デービッド・マイアー・ロスチャイルド(David Mayer de Rothschild)が経営するニュージーランドの会社HB Land Limitedが、ニュージーランド南島バンクス半島のアカロア村に購入した442.67haの土地で、2002年に269万ドルで取引されたようだ。(ソース:HighBeamリサーチ

デービッド・マイアー・ロスチャイルドは、エブリン・ロスチャイルド(Sir Evelyn de Rothschild, 1931年~)の息子で、1978年にロンドンで生まれている。

父親のエブリン・ロスチャイルド。このBBCニュースの画像を見た瞬間
「トニー・ブレア!」と思ってしまったが気のせいだろう。

現在、ペットボトル12,000本を材料にした船plastikiでサンフランシスコからシドニーに向かっている。 太平洋に浮遊するプラスチックのゴミ(太平洋ゴミベルト。テキサス州の二倍の面積があるという)の問題や、リサイクル・ビジネスについてPRする狙いだという。IWC(スイスの時計会社)、ヒューレット・パッカード、キールズ(医薬品・化粧品)が主なスポンサーになっている。エコ・トッフィー(eco-toffs、エコ・セレブ)で、地球温暖化問題にも熱心だ。北極と南極にも探検したことがあり、かなり本格的な冒険家のようだが、大自然から何かを学んでいるのだろうか。それとも地球征服の土地勘をつけているだけだろうか。

金融で搾取してきた一族に生まれたからといって、悪人と決め付けるべきではないという見方は当然あるし、ただの金持ちの道楽者とみなすこともできるだろう。だが、アレックス・ジョーンズのショーに出演したとき(何でそもそも出演したのか意味不明だが)の様子を見ても、話の内容は空虚だが話術は達者である。私腹を肥やす悪事を働いてきた人物の多くは、それぞれの時代では慈善家・篤志家として名声を得ている。ロスチャイルド家で彼だけを例外視するのはあまりにもナイーブだろう。

積み上げたペットボトルの中に十字架のキリストのような姿勢で埋もれた写真もある。必要とあらば「一族の過去の罪を背負ってこれから地球を救う」なんて詐欺も平気でやりかねない家系である。

彼の行動にイメージ戦略以外のあまり深い意味はないような気もするが、地球温暖化は、カーボン・クレジットという新型マネーの宣伝と考えられるし、グローバル課税の一つとして炭素税もあるだろう。そういう意味では、しっかりと金融帝国の跡継ぎの役目をしているのではなかろうか。

ところで、主権国家を無視して「国際」機関が暴走する傾向が目立つが、最近はWHOも世界規模の課税を検討している。インターネット利用や金融取引(オンラインでの請求書支払いなど)に課税する方式で推進しているようだ。研究開発体制を整備し、貧困国に医療を施す財源にするというが、それがどういう意味なのかは、想像してもらえるだろう。この世界を操っている人たちを表現する形容詞としては「厚かましい」(audacity)という言葉がいろいろな意味で最適ではないかと私は思っている。

寄生虫(=国際派)は寄生虫らしく分をわきまえていればそれなりに共存できるだろうが、自分たちが主役になってしまっては全体が滅びるのが分かっていないようだ。