掲載2010年5月29日

天然痘バイオテロの香りがする

最近、時間が進むのが速くなっていると言われる。そこで、デジタル時計を眺めてみた。確かに昔はこんなに一秒は速くなかった。もう少しゆったりと一秒が過ぎていた。かなり速い。昔の三分の二ぐらいのスピードだ。

そんな中、今回はイリュージョンとフィクションの世界に耽ってみたい。

米国政府が、より安全な新しい天然痘のワクチンを備蓄を開始

合衆国政府が、天然痘ワクチンの備蓄を強化している。バイオテロで感染しやすい何百万人分かの新しいバージョンの天然痘ワクチンだ。

デンマークのワクチンメーカーであるバーバリアン・ノルディック社製のワクチンは、改変されたMVA(ワクシニアウイルス)、アンカラから作られている。これは、何世代も使い続けられている牛痘ワクチンの安全な代替手段だ。最初の積荷は先週、アメリカの戦略的国家備蓄(SNS)へと運ばれた。

地球の記録 http://119110.seesaa.net/article/151049196.html

元記事USA Today U.S. government stockpiles new, safer smallpox vaccine

米国政府は9・11の「テロ」以来、全国民分の天然痘ワクチンを備蓄している(CDC, “Smallpox Vaccine Availability”)ようだが、そのワクチンを最新型の「安全」なものに切り替えているという。ちなみに日本の天然痘ワクチンの備蓄についてはこちらを参考に。

厚生労働省崩壊 「ワクチンテロ」に日本が襲われる日

http://satehate.exblog.jp/12678730/

さてはてメモ帳 Imagine & Think!

いずれにしても、テロリストを養成する一方でテロと戦う忙しい人たちであるから、「バイオテロ」に備えているということは、「バイオテロ」も準備していると読むべきだろう。

「外国」の象徴

天然痘は、1980年にWHOが「撲滅」宣言しているが、古代からある疫病で、日本には仏教伝来の頃に外国から入ってきたという。そして、この天然痘のワクチンこそが、現在の様々なワクチンの元祖である。

天然痘の特徴として、

・ 治療法が無い(熱や痛みを抑える注射のみ。初期段階でワクチンを打つと病気を軽減する効果があるとされる)。

・ 致死率は3割とされる。

・ 空気感染する。

・ 専門知識がなくとも散布できる(人の多い場所でスプレーするだけ)。

とされ、バイオテロでパニック心理を起こすという意味では絶好の条件が揃っている。実はこれらの特徴は事実でないという情報があり後日掲載しようと思うが、広く一般に(専門家に)このように信じられている事実が重要である。

20世紀初頭の米国の「口蹄疫」「牛痘」「天然痘」

”Horrors of Vaccination, Exposed and Illustrated”という1920年の古臭い文書がある。これは、ワクチンの強制接種の廃止を大統領に求める請願書になっている。

関連ありそうな部分を翻訳したので、末尾に掲載しておく。少し東洋人差別的な表現もあって、当時のアメリカの雰囲気を味わうこともできる。

概略は、米国で、口蹄疫ウィルスに汚染した日本の種痘(種ウィルス)を輸入して天然痘ワクチンを作ったところ、家畜と人間に疫病が広がったという話である。この著者は、口蹄疫(Foot and Mouth Disease)は、悪性の牛痘(cowpox)もしくは人間の天然痘(Smallpox)の雑種であり、それが人間に感染したものが天疱瘡(Pemphigus)ではないかと考えている。

いま話題の口蹄疫だ。そういえば、去年の豚インフルエンザは、メキシコの養豚「工場」の汚染廃棄物の豊富な片田舎が発生源で、メキシコ・シティから世界各地に拡大したことになっている。豚は空を飛ぶ。牛だって空を飛びたいだろう。

マインドコントロールの目的について妄想する

イメージ的には、外国の肉を食べたがらない日本人が悪いとか、日本の畜産業の閉鎖性、食糧自給にこだわる旧態依然とした行政が悪いという雰囲気が醸成できるとよい。この方も「こういった問題が起こったときに100%農産物を自給していると、非常に大きな問題となるのだ」と述べておられる。さすがに時流を先取りして金儲けするのが上手な人の言葉には重みがある。

国際アグリビジネス企業が成長すれば、世界中どこでも同じファーストフードが食べられるようになるし、世界のどこかで疫病が発生するだけで世界中に疫病が広がれば医薬品産業も成長する。夢のような世界だ。

さらに戦争まで煽ることができれば、尚更、世界経済にプラスになる。米国政府は、国内で仕事がない人のために外国の予算を使って「軍隊」を編成し、世界各地に送り出している。戦争そのものも、そういった仕事のない不幸な人々をなるべく減らすのに必要であるが、それだけでなく国際医薬品企業の振興のために、兵士には各種ワクチン(天然痘ワクチンもその一つ)を接種している。やはり戦略的思考のできる国は違う。

そんな戦略的発想のない庶民は、戦争が嫌いである。そこで、関東大震災のときに朝鮮人が井戸に毒を投げ込んだという流言があったが、それと同じようなことを再放送する必要があるかもしれない。つい最近もアメリカが、韓国海軍哨戒艦「天安」の沈没を北朝鮮のせいにしている(北朝鮮は米韓の謀略だとしている。嘘つき同士が示し合わせて罵り合いの芝居だろう)が、それと同じような意味で、「北朝鮮のバイオテロ」が発生するのではなかろうか。去年のメキシコ・シティに相当するのは、ソウルか東京か・・・。

実際のバイオテロの手法として一番確実なのはワクチンに仕込んで人体に注入することだが、簡単に飛まつ感染する(のが本当)なら、さまざまな方法がありうるだろう。空飛ぶ牛が空中散布するかもしれない。

実際にあった話としては、こんな手法もある(捏造ストーリー説もあり)。

痘瘡(天然痘)の病原体のウイルスが最初に生物兵器として使われたのは、1754-1767年の北アメリカにおけるフランス・インディアン戦争において英国軍によってです。アメリカインディアンに痘瘡(天然痘)の流行を起こそうとして、痘瘡(天然痘)患者の使用した毛布を英国兵がアメリカインディアンたちに配布しました。アメリカインディアンたちに痘瘡(天然痘)の流行が起こり患者の半数以上が死亡しました。

http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/eiken/idsc/disease/smallpox1.html

毛布にくるんで贈るとは心憎い配慮だ。

パニックになったらどうする

さて、去年の豚インフルエンザは、弱毒性で感染力も弱かった。結局ワクチンも大半が廃棄(途上国への「援助」投棄も含む)処分になったが、これはウィルスが大したことなかったからである。もし本当に致死率が高く、感染力も強ければ、ワクチンの奪い合いになっていたに違いない。

感染力が強く、致死率が3割と信じられている天然痘ウィルス(口蹄疫ブレンドかもしれない)が流行すれば、壮絶なパニックになるだろう。日本では予防接種が中止されたとき以降の若い世代には免疫が無いなどとも前宣伝されているのだ。

NHKも張り切って徹夜報道するだろうし、天然痘ワクチンの強制接種へと世論は一気に流れていく。多くの人が必死になってワクチンを懇願する様子が目に浮かぶ。ちょうど宮崎の口蹄疫のように流行が始まってしまうと「処分」するしかないという議論になる。人間なので「隔離」という表現で、特定地域を封鎖するかもしれない。

天然痘は昔の病気なので、あまり対処法の情報がないし、意図的かどうかは別にして撹乱情報が非常に多く、何が本当なのか分からない。マーコラ博士のサイトにも、ワクチンが有害・無意味だという情報はあるが、感染した場合の対処法がない。また何か良い情報があれば紹介したいと思う。

天然痘と天然痘ワクチンの歴史

・ 古代から天然痘の流行の記録がある。日本では仏教伝来と同時期に伝わったとされている。もともと中国などで種痘の歴史あり。

・ 1798年 牛痘(牛の病気)にかかった者は天然痘に罹患しない事実に注目したエドワード・ジェンナー (Edward Jenner) が天然痘ワクチンを開発。

・ 1849年 ジェンナーの牛痘種痘法が日本にもたらされる。(これ以前の約60年は、緒方春朔の人痘種痘法が行われていた)

・ 1885年 日本、種痘規則の制定(1歳未満、5~7歳の間に合計3回の接種を義務化)

・ 1885~87年 第1回大流行(死者3万2千人)

・ 1892~94年 第2回大流行(死者2万4千人)

・ 1896~97年 第3回大流行(死者1万6千人)

・1910年 種痘法施行(1948年の予防接種法まで有効)

・ 1946年 戦後引揚者の影響で大流行(患者1万8千人、死者3千人)

・ 1955年 日本の天然痘患者ゼロに。

・ 1976年 日本、定期種痘を停止。

・ 1980年5月8日 WHOが天然痘根絶宣言

参考 http://www.ogata-shunsaku.com/history.html

http://homepage3.nifty.com/yoshihito/tennentou.htm

予防接種の恐怖(抜粋)

Horrors of Vaccination, Exposed and Illustrated

By Chas. M. Higgins

原著PDF(文中にある図や写真を見たい場合はここで)

1920年

P.53-55

米国政府報告書に記述された日本におけるワクチン、天然痘(smallpox)、痘苗に起因する疫病の恐ろしい記録

近年では日本は恐らく最も予防接種(ワクチン)が普及している国である。ドイツを真似た法律で厳しく強制され、幼児期・成人期の年代に応じて再接種が義務付けられている。既に示した通り、ワクチンとは、天然痘の一変種に他ならず、人間の天然痘と牛痘(cowpox)を組み合わせて人工的に繁殖・培養した病気の一種である。しばしば自然の病気よりも危険で致死的である。

これが事実であれば、全国民の血液に繰り返し人間の天然痘と牛の病気のウィルスを注入するという危険な行為が、どのような結末を生むと考えておくべきか? 広い範囲で予防接種を受け感染した集団に、天然痘と牛の病気がやがて大流行すること、そしてその病気から生じたウィルスが伝播して他の集団にも拡散していくこと以外に論理的な予測はあるだろうか?

この論理的な想定がまさに現実になったのが予防接種の普及した日本のようである。広範に予防接種と再接種を行うことで天然痘に対する免疫ができるというのが、予防接種の推進者が主張する利点の一つであるが、それとは反対に、日本は近代史上、既知の範囲内では最悪の天然痘の流行に苦しんでいる。不完全な予防接種しかしてないイギリスやアメリカよりも悪い状況にあるだけでなく、予防接種が無かった時代よりも悪化しているのだ!

このことは、過去数年間の日本における天然痘流行の恐ろしい記録を記述した1910年9月2日の米国公衆衛生報告で十分に証明されているようである。1910年当時の日本の人口は約4,800万人であるが、それ以前十年間の流行の波は次の通りである。

1898年 天然痘の症例149,012件、死者40,971人、死亡率27.5%

1905年 天然痘の症例10,704件、死者3,388人、死亡率31.5%

1908年 天然痘の症例18,075件、死者5,835人、死亡率32.5%

法律で強制され厳格に予防接種が行われていることを考えると、この統計は控え目に言ってもひどい状態であり、ワクチンが天然痘に有効な対策であり、流行時にも死亡率を下げるという虚偽のワクチン理論を完璧に打ち砕くものである。この米国の公式報告では、予防接種が盛んな日本で、死亡率が高いだけでなく、死亡率が上昇している。信頼できる情報によると、予防接種が始まる以前の死亡率は、通常15~20%に過ぎなかったのである。ジェンナー(Jenner)の筆頭助手ジェイムズ・ムーア(James Moore)博士が書いた『天然痘の歴史(History of Smallpox)』(London, 1815, P.243)を参照されたい。

現代において、この予防接種の盛んな日本以上に天然痘が流行している国は、予防接種の有無を問わず、どこにも存在しないと確信する。あまり予防接種されていない英米両国の同時期を比較しても、流行規模は小さい。「東洋のヤンキー」は、我々の最新の進歩も模倣しているが、それよりももっと徹底的に我々の旧式の野蛮医療を模倣したようである。あまり予防接種していないイギリスは、低接種率と衛生改善により、H.J.バーンズ衛生大臣が1911年4月12日の議会で「近年、予防接種の免除率が4%から30%に増えたことに比例して、天然痘の死者も減少した」と公言するに至っている。22ページで述べたように、イングランドの衛生的な都市レスターでも、過去30年間予防接種が実施されておらず、やはり良好な結果になっている。健康のために病気を植えつけるという非合理的なシステムを放棄し、衛生状態を改善するという合理的な選択をすれば、どこでもそうなると私は信じる。

P55-56

日本のウィルスが人間と動物に牛の疫病を流行させた

日本は、全国民を対象にした強制予防接種によって古今最悪の天然病流行を阻止できなかっただけでなく、更にもっとひどいことが米国政府の報告で判明している。95ページと99ページにあるが、日本の予防接種が、致死的な牛の疫病「口蹄疫」の感染源だったというのである。米国では、1902年と1908年に、人間も動物も、この口蹄疫に苦しんだ。この危険な感染病は、種痘として日本から輸入され、米国の大手ウィルス・メーカー2社が利用した(米国農務省の年次報告1914年の21ページ、付属資料の99ページを参照)。この疫病は米国のいくつかの州で猛威をふるい、何十万頭もの動物の殺処分、多くの人々の死、官民双方に多大な損害費用を及ぼした。日本の予防接種の恐ろしい結果を見れば、「健康」対策といわれる全ての予防接種が、驚くようなまがい物であり、辛辣な非難を受けるべきものであることは間違いない。全ての強制的予防接種は、最も危険な公共悪、言語道断の基本人権の侵害として、その廃止と、医療の自由、衛生、安全を声を大にして求める。

P.99-100

米国農務省畜産局の報道発表資料(1909年5月17日)より

「最近の口蹄疫の発生源」

「ミシガン州、ニューヨーク州、ペンシルバニア州、メリーランド州で発生した最近の口蹄疫は、天然痘ウィルスの培養に使用された子牛に始まっている。この天然痘ウィルスは口蹄疫ウィルスに汚染されていた。もともと口蹄疫に汚染されたワクチン株は外国から来たものである。」

「発生に関する基本的事実としては(略)以下の通り。ペンシルバニア州グレンオルデンのマルフォード社(H.K.Mulford Company)が、口蹄疫に汚染された天然痘ワクチン・ウィルスを輸入した。1908年5月、この株のワクチンをデトロイト州のパーク・デービス社(Parke, Davis & Co.)が購入した。パーク・デービス社がワクチンの増殖に利用した子牛(複数)が、10月16日にデトロイトの家畜置き場に移送され、同日、そこから更にデトロイト付近の農場に移された。10月20日、ミシガン州からの牛の貨車三台がデトロイトの家畜置き場に到着し、4日前にワクチン用の子牛を入れた小屋に入れられた。何頭かはデトロイトで屠殺するために売却されたが、残りはバッファローに出荷され、その一部は更にダンヴィルとワトソンタウン(ペンシルバニア州。数日後に最初の発病が観測された場所)に再出荷された。病気はペンシルバニア州とニューヨーク州に拡散し、メリーランド州の一部にも広がった。(98ページの地図参照)」

「モーラ(Mohler)博士とロズノー(Rosenau)博士により、三種類の検証が行われた。若牛と羊に両社から入手したワクチン・ウィルスを接種した。両社から得たものと同じ株のワクチンを使用した実験対象動物に口蹄疫が生じたが、他の株のワクチンを使用した動物には陰性の結果が出た。この病気は、複数経路で動物から動物に感染する。自然の感染様式が二例確認された」

「1902~03年のニューイングランドの口蹄疫の発生は、マルフォード社が日本から輸入した汚染ワクチンによるものである可能性が示されている」

「マルフォード社のワクチン・ウィルスが長い期間感染状態を維持していながらも、外部の牛に伝染しなかった理由は、ワクチン株を取得後、子牛を殺すという同社の業務慣行によるものであることが明らかである。一方、パーク・デービス社は、子牛を貸借し、ワクチンの材料を取得後すぐに再度市場に出していた。かくして同社のワクチン用の家畜小屋から病気が拡散したものである。同社の牛に感染したワクチン・ウィルスはマルフォード社のものであるが、マルフォード社から拡散したわけではない。」(以下略)

P.102-103

天然痘の流行は、予防接種と口蹄疫が原因の可能性がある

1908年の流行に関して重大な事実がある。1908年に口蹄疫が流行したニューヨーク州の湖水地方(図10)は、1913年と1914年に大規模な天然痘の流行が発生した地域と同じである。この天然痘の流行は、1908年に発生した伝染力の強い牛痘(もしくは口蹄疫)と、1914~16年に発生した最近の流行と何らかの関係があると思われる。この点については慎重に調査する価値があるが、私は、いわゆる「口蹄疫」は、本当のところは、悪性の牛痘、もしくは天然痘の雑種形態だと思っている。これが場合によっては、人間に伝わり、1914年にニューヨーク州の湖水地方(ナイアガラフォール市を含む)に蔓延した「弱い形態の天然痘」であり、あるいは、そう誤認されたのではないかと考えている。

P.103-104

予防接種の実施国に牛の疫病が見られる

今や牛の口蹄疫の流行は、稀なことではないが、ここで重大なことに、広範かつ厳格に予防接種を行っている国(ドイツや日本)において、極めて普通に見られ、深刻でほとんど常時発生しているようである。日本は、ドイツの思想を取り入れ、大々的に牛を病気にして、種痘といわれる下劣な病原菌を作っている。また、1902年と1908年の大流行の原因となったのが、この予防接種の盛んな日本の種ウィルスだったことも明記しておかねばならない。

1908年の米国農務省報告の381ページによると、ドイツ一国で、一年間に、80万頭以上の牛など動物が口蹄疫に感染している。この大規模な牛の感染は、もともとドイツで実施されている全面的な予防接種による可能性がある。

現在のところ、二度の口蹄疫の大流行で多大な損害を出した責任者は、損害に対する明確な義務を負っているにもかかわらず、連邦政府にも州政府にも、また苦悩する人々にも法的賠償をしていない。

一般に無害だと虚偽の説明をして、身体にたくさんの傷を付け、感染力の強い病気(あるいは複数の病気の組み合わせ)を感染させた上で、健康な群れの中に解き放つという、無謀で大胆な過失のことを考えてみるべきである。だが、これは、強制接種という野蛮な医療が絶えず引き起こしている国民の権利・健康・安全に反した無謀な行為と危険な結果の一例に過ぎない。早急に政府が調査を行い、矯正すべきであろう。その最善の策は、全ての強制接種を廃止することである。

以降で、予防接種により、口蹄疫が頻繁に人間に伝わり、恐ろしい致命的な影響を与えることを、詳しく示していくが、その前に破傷風(開口障害)による死亡も予防接種がもたらす致死的な影響として一般的であることを述べておく。(略)

P.108-116

恐怖の中の恐怖:牛の疫病(口蹄疫)は予防接種で人間に発生する

予防接種によって、牛や家畜に致死的な悪性牛痘(口蹄疫)の流行が発生することは、既に明らかにした。だが、ここで最もショッキングな予防接種の作用を明らかにしたい。つまり、恐ろしい牛の病気が人間に伝染するということだ。予防接種の結果として発生するこの病気は、一般的に想像されているよりも遥かに蔓延しており致死的である。ワクチン推進者や衛生当局がこの事実を否定・隠蔽しようとしているが、一般の人々の無知極まりない状態に加え、医療の専門家たちの大半も無知なことに助けられ、それほど難しいことではない。

例えば、医療の専門家は、「天疱瘡」(Pemphigus)と呼ばれる全身の皮膚の重症な病気(人間の病気)が、牛の口蹄疫と同じものであるという事実に気付いていないようである。まして、しばしば「牛痘」や予防接種が天疱瘡を運ぶという認識もない。さらに、一部のワクチン用ウィルスには何年も口蹄疫に感染したものがあり、致死的な形で口蹄疫を人間と動物に大流行させるキャリアになっているという悪評高い事実も知らない。そして、現在我々が経験していることは、究極的に口蹄疫が、悪性の「牛痘」もしくは天然痘の雑種形態に過ぎなかったと証明される可能性を示唆していることにも無関心である。あたかも大人しい飼い犬が、狂犬病に感染して突如凶暴になり、病気の運び屋に変身してしまうように、普通の牛痘(cowpox, vaccinia)が何らかの事情で変質するということである。

この天然痘の予防接種と口蹄疫の(同一でないとすれば)密接な関係に研究者が注目していることを示すために、上院のマネー議員(ミシシッピ州)の演説(1909年2月25日)を連邦議会議事録より引用する。農業予算法案の討議において1908年の口蹄疫流行に触れた部分である。

「これは牛の問題として重大であるが、それよりも重大なのは我が国の人間への影響である。この予防接種は、天然痘対策ということで子供たちの予防接種に使われているものである。天然痘に対する免疫ができる場合もあるが、口蹄疫にも感染する。天然痘と同じぐらい重い病気である。」

「厄介なことに、米国にはもともと痘症がなかったため、ワクチンの生産をしたことがない。この病気の祖国ではない。海外から輸入するしかなく、そのため天然痘の免疫をつけるだけの力をもつウィルスを保持するワクチンは、天然痘の生息するような場所で製造されたものに限定される。そのため、多くの人が期待しているが、我々独自のワクチンを培養しても、天然痘に対する免疫力が損なわれてしまう。不快なことに我々は今、いくつかの地方で、子供や大人に輸入ワクチンを接種し、天然痘と同等に悪性の口蹄疫を伝播させるという脅威に常時さらされている。」

以降のページで図解を交え、予防接種を介して口蹄疫が人間に運ばれる様子を示していくが、マネー議員が言うように口蹄疫は天然痘と同じぐらい悪い病気ではなく、もっとひどいものだ。

図11と図12は、この牛の致死的な疫病が予防接種で人間に感染した恐ろしい事例である。図11は女性の被害者の背中の写真で、重症・致命的になったケースである。この写真撮影の後で間もなく亡くなっている。身体の正面の写真もあるが、本章のテーマは恐怖であるとはいえ、それでも恐ろしすぎるので掲載しないことにした。図12は、男性患者の正面と背面である。かなり重症とはいえ、比較的軽度で、五ヵ月程度にわたり、何度か継続して発疹を繰り返した後、回復している。

ボストン市病院のジェイムズ・S・ハウ医師は、1902年1月にこの種の症例を10件扱っている。(略)(ハウ医師は、1902年9月のアメリカ皮膚科学会で次のように報告している)

「今年の1月初め、(天然痘の流行中で)予防接種の波が最高潮だった頃、ボストン市病院には、水泡性皮膚炎の患者が目立った。いずれの症例も予防接種を受けたばかりの人だった。(略)最も長いケースでは16週間患った末に回復している。最短ケースは1週間で死亡している。平均して予防接種後5週間後に(最長ケースで16週間後、最短ケースで3週間後に)皮膚病変が出現し始める。」

ここで人間に発症した「皮膚病変」や発疹というのは、1902年と1908年の流行で口蹄疫が発症した牛と実質的(または完全)に同じものだと述べておいても間違いではないだろう。発疹の種類や部位が同じである。発疹は、数多くの様々な大きさ(豆粒大、10セント硬貨、50セント硬貨、1ドル硬貨の大きさ)の小水疱で構成され、図11と12で分かるように全身に吹き出すが、特に手足、唇、鼻孔、口腔・咽喉内に現れる。実は、外側の皮膚だけでなく、粘膜で覆われた身体内部の表面および内部にも発生しており、内蔵に発生していることもある。図12のように、この小水疱は、膿疱・半膿疱に変化することもあり、拡大して大きな融合性の小水疱・膨れに成長する(図11)。この膨れ物が、やがて破裂・崩壊し、液体が出て皮膚が剥け、やけどのようにヒリヒリ痛み(図11の大きな黒・灰色の斑点)、患者(予防接種の犠牲者)に多大な苦痛を与える。

図11の犠牲者は40歳の女性であり、病院に収容後10時間で死亡した。6週間前に予防接種し、予防接種から三週間後に最初の発疹が出ていた。図12は早期・中期の発疹の状態であり、図11は後期・晩期の状態である。ここで理解しておくべきだが、これら発疹は、牛の場合と同様、連続して群発する。一群が癒えて消えたかと思えば、数日で次の一群が現れる。ハウ博士の10症例では、死亡もしくは回復までに、2・3回から9回にわたり連続発生している。図12の男性は21歳で、予防接種後4.5週間で最初の発疹が現れ、最終的に予防接種後5カ月で回復・退院するまでに9回も連続して発疹が現れた。

(略)

「天疱瘡」が予防接種で発生することは認識している医師は存在するが、この人間の「天疱瘡」が牛の「口蹄疫」と同じものだという事実は認識していない。「天疱瘡」は、牛の死体を扱う食肉処理業者がよく感染することで有名である。

また、この問題の議論で、医師たちが認識していないことに、まさにニューイングランドで悪性疫病の口蹄疫が蔓延した1902年は、この致死的な予防接種が行われた年であり、さらに、この年に使用されたウィルスの株の一部は口蹄疫に感染していたこと、そしてこの危険な伝染病は、先述の政府報告の通り、日本からもたらされ何年も(1902年から1908年まで)持続していることがある。この否定しがたい事実のつながりが、死の恐怖をもたらした予防接種の罪を証明するものと私は考える。