掲載2010年7月6日
為清 勝彦
終末予言の論理的解明(前編)


これは以下の記事の続編である。
「豚インフルエンザとマネーカルト」(2009年11月25日)
「ドゥ・ナッシング」(2010年1月26日)
Do You Know You? 「自分」探しの旅(2010年4月1日)

ユダヤ・キリスト教の世界に限らず、いろんな文化に「世の終わり」の言い伝えがある。仏教にも末法思想があり、千年の昔の平安時代からもうすぐ世は終わると考えられてきた。つい最近も20世紀末の滅亡予言が外れたばかりだが、いつの時代にも今度こそ予言が成就すると信じたくなることが起きるし、まさに今も相次ぐ危機と惨事に終末を迎えている感がある。今度の2012年こそ本物だというのも説得力があるだろう。
このように終末思想が、古今東西を問わず、いつも人気なのは何故かと考えてみると、一つには、人間は「終末」が好きなのだろう。どちらかというと人生に疲れ気味で、何もかも終わってほしいと願ってしまいがちなのである。そんな願望が、集団的妄想へと発達し、終末待望論になっていく面がある。つまりエンターテイメントとしての終末思想であり、「終末思想ビジネス」とも言えるものである。もちろん、これは本当に自殺する気のない人が「死んでしまいたいわ」と言うのと同じで、本当に終末が来るとパニックに陥るわけである。
ユダヤ教の終末思想は敵を滅ぼす願望
一方、ユダヤ教における終末思想の本質を、「佐倉哲エッセイ集」(http://www.j-world.com/ usr/sakura/)では、こうまとめておられる。
ユダヤ教における黙示的終末思想とは、とおい未来に関する予言ではなく、現実の圧政者を弾劾するための、虚構の物語でした。それは、世界が崩壊するという物語ではなく、圧政者たちの支配の時代が終わり、ユダヤ人たちに永遠の平和がおとずれる、という彼らの期待を描いた物語でした。それは、歴史的予測を描いたものではなく、圧政に苦しむ彼らの現実的な祈りであり、つよい願望の表出でした。
しかし、この思想には、ユダヤ教という特殊な宗教を超えて、ひろく多くの人びとを魅了するいくつかの要因がみられます。それは、まずなによりも、敵が滅び自分たちの時代がやって来ることがすでに決定している、という考え方にあります。それはとくに抑圧され、差別される少数派に受け入れられやすい思想です。しかも、その実現が、地道な努力の結果おとずれるのではなく、超自然的な力で一気になされる、つまり、苦しく面倒くさい努力はしなくてもよい、というところにあります。理想(敵の消滅)が信仰だけで実現する、つまり、自分たちのもっとも欲しいものがタダで手に入る -- これほど魅力的な思想は、他にあまりありません。ここに終末思想がいつの時代でももてはやされる理由があるように思われます。
(引用元)http://www.j-world.com/usr/sakura/...
つまり、ユダヤ教の世界では、「敵に滅びてほしい」という強い願望の表現が終末思想であるということである。
簡単に言うと妄想である。それも都合の良い妄想である。だが、どんな妄想でも、強く保持すれば、さらに集団的に思い込めば、だんだんと現実化していく。妄想だから嘘だと片付けられなくなっていくのである。現在のボイルケーノ(石油噴出)のように、黙示録に預言された現象が、人為的なのか天災なのか判然としない状態で発生する。これは、終末思想が、国際寄生虫ネットワークにとって計画書としての性質を持っていることを示唆している。
しかし、国際寄生虫ネットワークが計画しても、あまりに現実と乖離した夢想であっては有効性を確保できないだろう。彼らの計画は何でもそうだが、既存の自然の法則を利用し、人間の心理を利用するのに巧みである。
自然界のサイクルと予言
さて、自然界にはサイクルがある。昼と夜の一日のサイクル、月の満ち欠け、春夏秋冬の一年のサイクルなど、天体の運行による周期がある。極微の世界でも、電子の回転、振動周波数がある。巨大な宇宙も極微の世界も、全て回転(螺旋)運動をベースにしたリズムで成り立っていることが、容易に想像できる。
つまり、深いトランス状態でチャネリングするまでもなく、物理法則で予測できる部分もあるはずなのだ。物理計算するよりも、チャネリングして教えてもらう方が楽だという程度の違いではないかと思う。
夕方になり、日が沈む度に絶望に打ちひしがれる人はいない。また明朝になれば日が昇ることを予知できるからだ。ところが同じ物理現象でも、人間の生涯に一度あるかないかの日食のような現象であればどうだろう。知識(天文学とか占星術とか)のある人間にとっては当然のことだが、知識の無い人間にとっては、とてつもなく神秘的な現象に違いない。さらに地球の歳差運動の約25,800年のサイクルで地球全体の盛衰があるという説も、人知の範囲を超えているが、十分にありうると思う。
いずれにしても、こうした天体の運行によるサイクルは、「なるようにしかならない」のであって、我々がいくら善行に努力しても、夕方になれば日は沈むのである。人間の努力は関係ない。
ここで天文の知識を持った人間が、悪い動機をもったらどうだろう。日食になる前に、「汝ら、行いを改めなければ、闇の世が訪れるだろう」と。そして、実際に闇が訪れ、人々がパニックになると、「我のみを崇拝せよ、そうすれば救われる」と「予言」する。そして予言通りに日食が終わって明るくなり、絶大な信仰を得る。
終末論には、こうした一面があると思う。最近は太陽活動にも異変があるそうだし、もともと宇宙物理的に地球は不安定な時期を迎えているのだろう。それを知っていて、「地球温暖化」や「気候変動」問題を煽り、石油災害も利用しているのではなかろうか。そして問題があると「何とかしないといけない」と思ってしまう人間の習性を利用して、支配欲を満たそうと企んでいる。
だが、太陽活動と地球の気温の関係のように、いくら人類が悔い改めても、どうしようもないことがある。精神病と戦いながら大西洋をCorexitで汚し続けているオバマが言うような炭酸ガス排出削減では、太陽活動を変えることはできないのだ。悪いことをしようと、善いことをしようと、夜になれば暗くなる。いくら努力しても、氷河期が来れば寒くなるのだ。それを宗教は、もっともらしい理屈をつけて、悪いことをすると暗くなると脅すのである。そして、お布施や生け贄を要求する。地球温暖化教の場合は、二酸化炭素の排出を減らさないと気候変動が激しくなると脅す。そして国際課税をする。
夜に備えて寝床を準備するように、冬に備えて暖房設備を用意するように、本来ならば人類は、自然環境の変化を見越して科学技術を開発し、環境変化に対応しなければならないのである。善いとか悪いとかの問題ではなく。
もっと正確に言えば、人間の行動によって生じている悪影響の部分と、自然のサイクルによる部分を冷静に見分け、人間に起因する部分については悔い改めるとともに、自然のサイクルによる部分については、極論すれば地球脱出・宇宙移住の技術も含めて、科学技術の開発によって切り抜けないといけないのである。
それをごちゃまぜにして、救世主が出現するのを待つとか、愛と光とか、祈りを捧げるとか、そのようなごまかしにしてしまうのが宗教である。また、本当に大切な科学技術の開発を邪魔するのが国際寄生虫ネットワークである。
最近の地球規模の異変は、どこまで人為的で、どこまで自然現象なのか判然としない状態になっているが、大きなサイクルの変化期(一日に喩えると夜明け、または日没)に差し掛かっていることは間違いないようである。
では、それはどんな変化なのかと考えても、人間の寿命をはるかに超えたスケールであり、長老に聞けば分かるようなものでもない。宇宙人に知り合いがいる人は教えてもらえるかもしれないが、普通は想像力を駆使するしかない。
一日に喩えると、昼間の明るい時間帯、夜の暗い時間帯に比べ、日没と日の出の変化の激しい時間帯はわずかである。昼間の状態に慣れると、全てが暗闇になるなんて信じられなくなるだろうし、夜の暗闇に慣れると、いずれ日が昇るなんてトンデモ説に思えるだろう。つまり、一日の大半は、あまり変化のない状態で過ぎる。だが、いったん変化が始まると、急速に環境が変わるのである。このことは、非常に大きな周期の変化にも当てはまる可能性がある。
ヒトラーの予言
ノストラダムスで有名な五島勉氏に『1999年以後―ヒトラーだけに見えた恐怖の未来図』(翔伝社ノンブック)という本がある。この発行年月が重要なのだが、昭和63年(1988年)秋である。書名で判断すると、外れてしまった世紀末予言に過ぎないように思えるが、そう簡単に片付けてよい内容ではない。実は2039年までの長期予言であり、どちらかと言えば1999年はあまり重要な年ではないのである。
もちろん、こうして敢えて紹介するぐらいなので、「これ当たってるかも」と私は思っているわけである。特に最近のアイスランドの火山(カトラ火山の連動噴火が予測されている)とメキシコ湾の石油噴出でその感を強めている。ヒトラーは、21世紀になって米国と欧州は汚染と自然災害で滅びると予言しており、その前兆として北欧の海が腐ると言っているそうなのだ。
また、書名は『1999年以後』となっているが、発行の1年後の1989年の世界情勢の大変化を当てているのだ。読めば分かるが、1999年は、1989年(ヒトラー生誕100年)ほど重要なポイントではなかったのだ。『1989年以後』という書名にすべきだったのかもしれない。
アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler, 1889年4月20日 - 1945年4月30日)は、自身の生後100年である1989年、あるいは、生後50年に始めた第二次世界大戦(1939年)から50年後に当たる1989年を、一つ目の節目と予言していた。1989年に何が起きたか?
日本では昭和が終わった。日経平均が史上最高値をつけた。だが、何よりも最大の事件は、ベルリンの壁崩壊(11月9日。2001年の9・11の反転数)、つまり米ソ冷戦の終結である。同じ年に、ゴルバチョフ訪中で中ソ関係の正常化、天安門事件も発生している。20年余り経過した現時点で判断しても、まさにこの年は大転換点だった。これを境に米ソ対決(少なくとも表面的には対立していた)の時代から、米国(新世界秩序)一極体制へと向かい始めたのである。ヒトラーは、「1989年以降、人間はごく少数の新しいタイプの支配者たちと、非常に多数の、新しいタイプの被支配者とに、ますます分かれていく」と述べたという。また、世紀末に向け、「米ソの背後でユダヤが支配する時代」から、「ユダヤが直接支配に乗り出す時代」への切り替えが起きると予言している。
先述の通り、予言(予知能力)というのは、物事が物理的な法則に従っただけで推移した場合の将来予測のはずである。例えば、持っている皿を手から離せば、重力に従って床に落ちて割れるだろう。それが予知だ。そんなことなら誰でも分かるが、予知能力がある人は、信じられないぐらい遠い未来のところまで見通すことができる。理屈的には、現在の状態が過去の積み重ねの結果で生じているのと同様、未来の状態を作るのは現在の状態以外にないからだ。だから、実際に予知できるかどうかは別にして、理論的には現在の状態がわかれば、未来も分かるはずだ。しかし、それはあくまで人間の意志が物理法則に従属するだけのケースを前提にしている。皿が床に落ちる前に素早く手を伸ばせば、拾い上げることもできる。つまり、人間の「意志」は、物理的な法則に逆らうことができる。ヒトラーの予言が、少なくとも50年後の1989年を言い当てたということは、逆に言えば、いかに人間が、50年間、惰性だけで(意志もなく)生きてきたかということを証明しているとも言える。
さて、この本の予言の最終ターゲットは、1989年から更に50年後の2039年(ヒトラーの生後150年)にあるが、どんな内容かざっと図解すると次の通りである。

ここで注目すべきは、ユダヤの最終戦争を阻止するため、ヒトラーが死の直前にエバ・ブラウンと行ったとされる秘儀によって仕掛けた「ラストバタリオン(レットバタリオン、超人部隊)」である。五島勉氏は、その登場のタイミングを1999年8月18日もしくは2000年5月5日前後(グランドクロスのタイミング)であると解釈している。
そして、この日付が何とロシアのウラジーミル・プーチン(1952年、サンクトペテルブルグ生まれ)が政権を掌握した日付と数日のズレで見事に一致するのだ。エリツィンがプーチンを第一副首相に任命したのが1999年8月9日で、その後8月16日に首相に正式任命されている。また、「1999年か2000年に、真のハーケンクロイツ(カギ十字)の日が来るのだ。そのときナチスは甦る。甦って、真のレットバタリオンを人類に送る」という複数年の予言という意味ではまさにその境になる1999年12月31日に大統領代行に就任し、その後、選挙を経て2000年5月7日に大統領に正式就任している。
もちろん、この本の出版当時、プーチンは東ドイツ駐在のKGB職員に過ぎず、少なくとも日本では無名であったはずだ。従って、誤解のないように述べておくが、五島氏がラストバタリオンはプーチンだと書いているわけではない。五島氏は、ラストバタリオンは、日本とドイツに登場する超人集団(超能力を武器とする)ではないかと推測している。
だが、この日付の一致はただごとではない。もし本当ならば、プーチンが「ユダヤ」を倒すラストバタリオンなのか? もちろん、ゴルバチョフのソ連解体自体が国際寄生虫ネットワークのアジェンダに沿ったものであり、プーチンが彼らに見込まれて政権を握ったことは疑いの余地がない。だが、そこにヒトラーの秘儀が仕込まれているとすればどうなのだ? 米国のケネディのように自分で考えることのできる人間は、たとえ国際寄生虫ネットワークに設置されていたとしても、途中で目覚めることがある。ケネディの場合は、それが原因で暗殺されてしまったが、元KGBのプーチンならば、暗殺の手口も熟知しているだろう。
(2009年6 月4日、労働争議中の工場を訪れた際、工場所有者である新興財閥のオレグ・デリパスカらに)
Wikipedia ウラジーミル・プーチン
これを補足するかのように、聖書の予言(ダニエル書)では、「北の王」が「雲のようにイスラエルを攻める」とあるそうだ。ロシアの大統領・首相よりも「北の王」と称すのにふさわしい地位が他にあろうか。プーチンの発言内容などを読めば分かるが、世界各国の政治家と比べて、彼は傑出した存在である。空虚な飾り文句を並べるだけの政治家ばかりいる中、彼の言葉には少なくとも意味があり、人格的に他とはまったくレベルが違うのだ。
もし、この予言と解釈が正しければ、地政学のマッキンダーの言うハートランドを支配するプーチンが、欧州を含めてユーラシア大陸を制し、世界政府の大統領として君臨することになるのだろうか。現在ロシアは、ドイツなど欧州諸国と経済的関係を強化しているだけでなく、NATO陣営から武器を輸入するというワケの分からない状況にある。これをロシアが米国陣営に取り込まれていると見るか、ロシアが米国陣営を呑み込んでいると見るか、どちらにしても世界統一に向かっている。また、五島氏が予測した超人集団が、更にプーチンをサポートするという構図も考えられる。ロシアは超能力の開発でも最先端のはずだ。ウィリングさんも、ルーブルの世界通貨化、ドイツとロシアが一体化して世界支配する可能性を、ブログで怪しげにほのめかしている。
さて、このラストバタリオンが「ユダヤ」を倒し終えるタイミングについては、明確に予言されていない。残念ながら、2039年の究極の分化まで、天変地異に戦争が続くと予言されており、「ユダヤ」を倒す戦いが2039年まで継続するという意味なのかもしれない。
いずれにしても、この予言が正しいとすれば、2039年まであと30年近く、「最後の審判」が続くことになる。五島勉氏の趣旨としては、自然災害、遺伝子組み換え食品などの有害物質、戦乱で追い詰められた人類が「苦しまぎれ」に突然変異し、超人・神人もしくはロボット人間へと「分化」するとともに「進化」していくということである。ロボット人間は「退化」ではないかと思えるが、有害環境を生き残る能力を身につけるという意味では「進化」とも言えるわけである。また、神人に支配されるロボット人間は、それなりに幸福な生活を送ることになるそうだ。
2039年、大戦と汚染から生き残った世界は、表面はどうであれ実質上、突然変異で超知能を持った「神人」たちに握られている。大部分の民衆は「ロボット人間」のようになり、「神人」たちのプログラム通りに動き、権力が勝手に何をやろうと、将来何を計画しようと、もうなんの関心も疑問も持たない。そういう、気楽だが超管理化された社会、しかも、そのことを「ロボット人間」たち自身は全く気づかない社会になっている。
いま起きていることは、まさに「害虫駆除」である。人間が、有害動物や害虫駆除、除草をするときにどんなことをするか?
- 攻撃する、捕獲する、刈り取る(戦争、武力行使)
- エサに毒を仕込む (食品や医薬品などの化学物質)
- 煙でいぶし出す (石油の漏洩)
- 殺虫剤を噴霧する (ケムトレイル)
といったことをするだろう。その結果、何が起きるか? こうした駆除を生き残る頑強な害虫の発生である。害虫と言えば聞こえが悪いが、それこそが進化なのだろう。国際寄生虫ネットワークにとって手の負えないような人類(超人)が誕生するのだ。強力な殺虫剤を使うほど強烈な害虫がはびこるように、彼らの人類撲滅が熾烈を極めるほど、強靭な超人が出現する可能性がある。
よく二極化といえば、勝ち組とか負け組といって、経済的な成功の有無で分化するように思われがちだが、それとは全く異質な次元で分化が進むということなのである。経済的に成功している人は、社会への適応力に優れているわけだが、現代の社会に適応力があるということは、マネーカルトの求める人物像に合致していることに他ならない。「財産のある者が神の国に入るのは、なんと難しいことか。金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい」(ルカ伝18章など)とイエス・キリストもたまには良いことを言っている。
念のため、ヒトラーは、
(世界の終末が進むと)人間はイエス・キリストやヤハウェに頼るようになる。しかし、そんなものは来ない。ユダヤやキリスト教の幻想だ。私ははっきり言うが、そんな『救世主』は本当に来ないのだ! その代わりに人類は、苦しまぎれの突然変異で、救いの超人や神人を生み出す。彼らや彼女たちは、知能が数次元高いだけではない。外見は人間とあまり変わらないが、人間にとっては危険な、どんな毒や殺人光線を浴びても生きていられる。神経も内臓も、人間と違う次元に進化してしまうのだからね。
と言ったそうである。
「大多数の者は支配される感情の中に沈むが、一部の者は超人に変わっていく」
実はこうした発想は、ヒトラーの予言以前に、ニーチェが予測していたことを太田龍氏も指摘している。ニーチェと言えば、ニヒリズム思想(虚無主義)とされるが、実はニヒリズムを超越した、超人へと進化する意志の力こそが、その思想の核心であり、ニーチェを崇拝していたヒトラーの真の目的は、遺伝子操作の技術も含め、そうした超人を意図的に創造することにあったのかもしれない。そのヒトラーの真の目的が、秘儀によって現在も引き継がれているとすれば、現在行われているような狂気の環境汚染・有毒食品の氾濫の理由もわかるような気がする。
太陽の回帰点が、彼らにとって永遠の進歩という直線でなく、螺旋(らせん)状の生のリズムの象徴と見なされているように、いまや、人間は、見かけは後戻りしているが、これはさらに一段高く昇るためなのである。
現在のように目前に危機が切迫していても、毎日テレビを見て、それなりに楽しく生活している人もいるし、危機感を抱いている人もいる。たぶん、前者は単純に滅びるか、偶然の要因でロボット人間に「進化」するグループであり、後者から超人・神人へと進化するグループが生じるのではなかろうか。
| 超人・神人 | ロボット人間 |
|---|---|
| 自分で考える | 権威ある情報を記憶する |
| 大自然・自己崇拝 | 他者崇拝(マネー教を含む) |
| 創造力(Creative)・直感・感性(バカに見えることもある) | 知能(Intellectual)・知識・頭が良い |
| 本を読む(個人の思想を重視) | 新聞・テレビ(マスコミ情報を重視) |
| 自然な食材、健康(究極的には光で栄養を摂取可能になる?) | 加工食品、慢性病(糖尿病、ガンなど) |
| 自由を好む(独立) | 安定を好む(依存) |
| 純粋に好き嫌いによる人脈(流動的ネットワーク) | 計算に基づく利権による人脈(組織=固定的ネットワーク) |
生命の危機を痛切に感じたときに眠っていた遺伝子のスイッチが入り、突然変異が起きるという説もある。そうであれば、恐怖を感じず、危機感を持たない者に進化の可能性は無いわけである。このところ私は、日々ネオナチ化が進む自分自身と戦いながらも、ヘラヘラと笑いながら安楽に暮らしている。圧倒的に危機感が足りない。せめて読者の皆様だけでも恐怖を感じて超人へと進化できるようお手伝いできればと思う。
超人になられた暁には、ひとつよしなにお願いしたい。
なお、この予言については、以下のリンク先に詳細が紹介されている。今回の記事を書くに当たっても大いに参照させて頂いた。
ヒトラーの予言 http://inri.client.jp/hexagon/... (目次ページ ナチスの狂気)
感動的になるかもしれない後編に続く。
