掲載2010年9月3日

テレビ芸能界  vs. YouTube

最近は時間の経過が速く、出版向けの翻訳が予定していた分量こなせない。上に書いているように暇人のはずなのにどうも忙しい感じがする。私のような者まで忙しくなるとは終末がいよいよ近いのかもしれない。

ちょっと気分転換になりそうな話題を。

人から教えてもらったのだが、YouTubeでとても素人とは思えない歌を発見した。

プロフィールには、1988年生まれのイギリス人としかないが、どうやらブリストル(イングランド南西部)でミュージカルの学校The Musical Theatre Schoolに通っているようなので、女優の卵だろうか。

この歌を聴くとディズニーのCDを聴いてるような感じ。

現代の芸能界はテレビが中心のように思えるが、こういうのを見るとテレビ芸能界が崩壊するのも間近だと思えてくる。これだけクオリティの高いものが、インターネットで楽しめるわけだから、テレビで枕営業の芸人の歌など聴いていられないのだ。

テレビを見ないのでよくわからないが、噂によると最近のテレビは、バラエティ番組やクイズ番組など、安い制作費でそこそこ視聴率が獲得できる番組が主流になっているそうである。

今に始まったことではなく、昔から低俗番組が多いといわれていた。テレビが低俗だから人々が低俗になるのか、人々が低俗だから低俗なテレビ番組になるのかと考えると、おそらくはテレビというものは、視聴率を上げることが目的だから、なるべく多くの人間の興味を引く番組を制作しようとするはずである。

それで実態として低俗番組が多いのであれば、残念ながら世の中には低俗な人間が多いということになる。バカな人間がテレビをみて「こいつバカじゃないのか」と優越感を感じている様を、更に眺めているのはなかなか楽しい。

こうした低俗番組をテレビが全国放映して、それが日本の総意のようになると、それを見ている普通の人まで低俗になっていく。この低俗化スパイラルによって、どんどん低俗な方向へと社会が引っ張られていく。この大きな動きは止めようがないかに思えたが、そこに登場したのがインターネットだった。

インターネットがあれば、個人の判断でそれほどコストもかからずに、世界中に情報を発信することができる。Youtubeで歌を流したりして、そこで人気が出る。世界中の人が無料で楽しむことができる。本来、芸能というのはそういうものだろう。金儲けが第一の目的ではないはずだ。それでも、良いと思ったら、直接会ってみたり、聴いてみたいと思うだろう。そうすれば、小規模なコンサートでも開催して、ささやかな生活ができる程度の収入にはなるかもしれない。そんな本物の芸能人がこれからたくさん登場すれば良いと思う。芸能プロダクションもテレビも必要ないのだ。

テレビの有害性といえば、下品な内容であるとか、性的描写であるとか、いわゆる倫理的な内容が問題になるわけであり、確かにそういうのも問題ではあるが、私は理屈ではない部分の危険性があると最近特に感じている。もっと本源的に人間の精神を蝕むものがテレビにはある。非常に危険だ。

もちろん、インターネットなら何でもよいわけではない。有名人の人気サイトばかり見ているのでは、テレビを見ているのと同じことだ(最近、記事にしたウィキリークスの胡散臭さの事例から学ぶことができる。一つの目安として無名なサイトであっても、なぜか急激に注目を浴びるようなサイトは警戒した方が良いだろう)。また、最近、国際寄生虫ネットワークはツイッターに力を入れており、インターネットもマインドコントロールの手段になっている。だが、テレビのように数えるほどしかチャンネルがないわけでなく、インターネットは自分でアクセスする情報を検索して選ぶことができる。

自分で情報の真偽を判断するつもりがあるか、それとも既成の権威(有名人、大企業、政府など)を信じるだけか、そこが分岐点である。MAHAOさんのブログ「幻の桜」を読むと、あくまで猫の意見であるが、テレビに出るような有名人は殆ど例外なく邪悪な人間である。冷静に考えれば、まともな人間が芸能界でのし上がることはできないはずだから、当たり前なのかもしれない。だが、善人を装うのが上手な人間ばかりだから、猫でもなければ見抜けないのである。(マザー・テレサの欺瞞の記事もあるので、読んでいただきたい)。

洗脳第四章 マザーテレサの洗脳法 前篇

洗脳第五章 マザー・テレサの洗脳法 後篇

私がテレビの危険性をしつこく訴えたい理由はここにある。本当に見ない方が良い。精神をやられる。テレビにだって良い番組はあると言う人もいるだろう。そうかもしれない。だが、そんな悠長なことはとても言ってられない。どれだけ危険なのか分かってないのだ。とにかく危険だ。精神版の遺伝子組み換え食品である。無条件に即刻、見るのをやめた方がいい。

昔のシンガーソングライターには、テレビに出ないことをポリシーにしていた人も多かった。それぞれ理由はあるのだろうが、華やかなテレビ業界の背後にある暗黒の危険性を直感的に把握していたのではなかろうか。

念のため、コーヒーに角砂糖は入れない方がいい。パルスイートはもっとやめたほうがいい。

また、別の話題だが、玉蔵さんのブログで紹介してあるプロジェクト・キャメロットのジェシカ・ショーブ(Jessica Schab)という女性の話も魅力的である。だいたい当サイトとは読者層がかぶっていると思われるので、既に見ておられるとは思うが、右手に玉蔵さんの半裸写真が並んだ状態でこの女性のビデオを見るとシュールな雰囲気が出て味わい深いものがある。そのため、ここには動画リンクを載せないので、まだ見ていない方は、リンク先でどうぞ(字幕付き)。

プロジェクトキャメロットについてその3 http://goldentamatama.blog84.fc2.com/

もう少し距離を置いて遠めに見るとかなりキュートである。こっちのビデオの方がわかりやすいだろう(スペイン語の通訳が間に入っている)。アメリカ人のようだが、典型的なイギリスの女の子という感じがする。