掲載2011年2月17日

米国バージニア州でHPVワクチン接種義務の解除に向けた動き

米国では、バージニア州(6学年の女子)とワシントンDC(13歳の女子)でHPVワクチンの義務化が法制化されていたが、このワクチンに対する不安が広がっているため、バージニア州では義務化を解除する動きが出ている(州議会下院で可決。上院で審議中)。

バージニア州は、6学年の女子に公立学校に入学する前にHPVワクチンを接種するよう義務付けていたが、バージニア州議会・下院は、1月21日(金)、この接種義務を廃止する議案を可決した。

2006年に連邦の諮問委員会が11歳と12歳を対象とする定期予防接種を提唱した後、2007年に、バージニア州が米国の州としては初めてHPVワクチン(HPVは性器のイボや子宮頸部の癌を起こすウィルス)の義務化を法制化している。

今回の議案は、民主党が多数を握る州議会・上院では可決される見込みが低く、法律としては成立しないだろう。

だが、下院でワクチンの接種義務に対する強硬な反対がでたことは、その同じ下院でほんの4年前に圧倒的な支持で義務化が可決されたことを考えれば、HPVワクチンに対する人々の不安の現れといえる。

「我々はただ、自らの娘にどんなリスクを与えるべきか、州議会ではなく、両親が判断できるようにしたいだけだ」「我々にはそうした判断をするだけの医学知識があるとは思えない」と、今回のHB1491法案の発起人となったキャッシー・J・バイロン(Kathy J. Byron)議員(共和党、リンチバーグ)は述べている。

共和党が多数を占める下院では、1月20日(木)、いつもの党派的な主張を徐々に切り崩しながら、長く熱心な討論がなされ、1月21日(金)に61対33票でこの議案を可決した。

The Washington Post, House approves bill to end HPV vaccine mandate

この州議案HB1419の状況はVirginia's Legislative Information Systemで確認できる。現在、上院の教育・健康委員会で検討されている。

関連情報

(2010.11.5) 医者がいくら勧めてもこのワクチンを自分の娘に与えてはいけない!(Mercola.com)

(2009.10.12) ハーパー博士に精神的圧力をかけたのは誰? 子宮頸癌の専門家がHPVワクチンの警告を撤回した!

(2010.2.23) 著名科学者が警告するHPVワクチンの危険性(Mercola.com)

(2007年) 特別レポート HPV(子宮頸癌)ワクチンの大インチキを暴く